キーパーソンインタビュー:GMOグローバルサイン株式会社キーパーソンインタビュー:GMOグローバルサイン株式会社

販売チャネル拡大で黒字化達成 アジアを基盤にさらなるシェア獲得に乗り出す

-GMOグローバルサイン株式会社の事業内容とミッションについて

 -武信 当社は、サイト運営元の信頼性を示す『電子認証サービス』を提供している会社です。匿名性の高いインターネット上でビジネスを展開するにあたり、そのサイトが信頼性の高いサイトであることを証明するお手伝いをするのがメイン事業。『電子証明書』という言い方のほうが分かりやすいかもしれません。

発行する証明書にはいくつか種類があります。最もオーソドックスなものでは会社名、住所、電話番号などの基本的な情報が掲載されています。ユーザーはインターネット上でこの証明書を閲覧できるので、証明書が発行されているサイトであれば、安心してネットショッピングやその他サービスを受けることができます。また、サイト管理者にとっても信頼性の高さをアピールすることが他社との差別化になるので、2003年の事業開始以降着実にマーケットが拡大してきたビジネスです。

こうした「セキュリティビジネス」が生まれた背景には、インターネットが急速に普及してきたことによる新たなネット犯罪の発生や個人情報保護の問題がありました。インターネットを安心して快適に楽しんでいただきたいと願う我々にとって、「セキュリティビジネス」の確立は急務でした。

前身である日本ジオトラスト株式会社の頃から、マーケットの状況は大きく変化しています。その変化に対応しながらビジネスモデルを確立するまでには紆余曲折しましたが、2006年には国内シェア30%を獲得。その後イギリスのCSL社(現GMO GlobalSign Ltd.)、ベルギーのGlobalSign NV社との出会いを機に、世界各国での証明書発行を実現させて今日に至っております。

マーケット自体はまだまだ成長中ではありますが、より多くの方に「セキュリティ」を身近に感じていただきながら、安全で快適なインターネット社会を築いていくことが当社のミッションだと考えています。

-今後の成長戦略について

-武信 未進出地域に対して言語的・地理的拡大をめざすこと、販売実績とシェアを積み重ねることでブランド価値を向上させることの2点です。

前者においては2009年度にフランス語の販売サイトを立ち上げたところ、2010年上半期にフランス国内市場におけるグローバルサインのシェアが、同市場でトップシェアのブランドが2桁の減少率となる一方で120%以上の増加を達成しました。

後者においては海外の大手金融機関や政府機関などの案件を定期的に獲得しており、グローバルサインブランドの認知度は着実に向上しています。

また現地のいくつかの有力ホスティング事業者とも提携しました。これによって販売チャネルも拡大し間接販売の売上高も急速に拡大しています。

今後は世界各国、特にまだマーケットが成熟しきっていないアジア圏に進出することで事業を拡大していく所存です。

武信
グローバルサイン
-今後、他社との差別化をはかるために、どのような強みを保持したいと考えられていますか?

-武信 証明書の発行において一番ネックになっているのが『申込の手間』。準備しなければならない資料が多く、つい後回しにしてしまう企業も少なくありません。

当社では、お客さまが感じられている『手間』や電子証明書自体の認知度の低さをビジネスチャンスに変え、「手間なく申し込みが完了し、スピーディーに証明書の発行が叶う」仕組みを構築しようと考えています。

例えばサーバーを申し込むと、一緒に当社のセキュリティサービスがついてきて、サーバー管理画面から簡単に申し込みができるといった流れですね。

既にグループ会社3社との提携合意が完了し、現在もいくつかの企業と商談が進んでいます。こうした動きも含め、今後の展開にご期待いただければと思います!

  • 当サイトではプライバシー保護のため、グローバルサインのSSLサーバー証明書を使用し、SSL暗号化通信を実現しています。サイトシールのクリックにより、サーバー証明書の検証結果をご確認ください。

  • DNV

    ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格「ISO/IEC27001:2005」並びに「JIS Q 27001:2006」を2006年11月に取得しました。