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2015/3/12

GMOグローバルサイン社、 一般ユーザーの利便性を向上するシングルサインオン(SSO)サービス販売開始

GMOグローバルサイン社、 一般ユーザーの利便性を向上する
シングルサインオン(SSO)サービス販売開始
~フィンランド国民の40%以上が利用するUbisecure社のSSOサービス~

 GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社の連結会社で、電子認証サービスを展開するGMOグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 一郎 以下、GMOグローバルサイン社)は、1つのIDで複数のウェブサービスにログインできる"シングルサインオン(Single Sign On/以下、SSO)"の認証機能を自社サービスに搭載できるサービス「GMOグローバルサイン シングルサインオン」を本日2015年3月12日(木)より販売開始いたします。
本サービスは、2014年9月にグループに加わったフィンランドのIAM(*1)ソフトウェア会社Ubisecure Solutions, Inc(本社:フィンランド共和国・エスポー、以下Ubisecure(ユビセキュア)社)が提供する、SSOサービスの日本版です。ブログサービスやECサイト構築サービスなどのウェブサービスを提供する事業者へ向けてご提供いたします。
(*1):IAMとは、Identity and Access Management(アイデンティティ&アクセスマネジメント)の略で、複数アカウント(ID)を統合管理し、さらにアクセスの範囲や権限なども詳細に設定し認証するシステムのこと。

「GMOグローバルサイン シングルサインオン」提供開始の背景

 2010年4月に発表された総務省の調査(*2)によると、5つ以上のウェブサービスに登録しIDを保有している人がアンケート回答者全体の75%以上となっており、1人で複数のIDを保有することが一般的になってきています。また、90%の回答者がIDの管理に何らかの問題や不便を感じていることも明らかになっており、ID管理におけるユーザーの負担は大きいといえます。そのため、違うサービスでありながらパスワードを使い回すユーザーは多く、1つのサービスでパスワードが流出してしまった場合、他のサービスのアカウントも乗っ取られてしまうといった、不正アクセスの被害が後を絶ちません。
 こうした中で、一度のサービス利用認証で複数の異なるサービスやシステムへアクセスできる利便性と、その際のサービス間の認証連携の高セキュリティを実現する、SSOが注目を集めています。しかし、日本国内でのSSOサービスのほとんどが、組織内での複数の業務システムやサービスでの認証連携を目的とした、企業や団体向けのサービスで、一般のインターネットユーザーには普及していないのが現状です。
 そこでGMOグローバルサイン社は、2014年9月にグループ化したUbisecure社のSSOサービスを、日本向けに「GMOグローバルサイン シングルサインオン」として販売を開始いたしました。フィンランド国民の40%以上という普及率を誇る同社のサービスを提供することで、日本におけるSSO環境の拡大に寄与してまいります。
 (*2)2010年4月 総務省 情報通信政策研究所 ID ビジネスの現状と課題に関する調査研究より
 (URL:http://www.soumu.go.jp/main_content/000061624.pdf

セキュアで利便性の高い環境を実現する「GMOグローバルサイン シングルサインオン」とは

 「GMOグローバルサイン シングルサインオン」は、ウェブサービスやシステムを提供する事業者が、複数の自社サービスでSSO環境を構築できるサービスです。これにより、自社サービスを複数利用するユーザーに対して利便性の高さと、高セキュリティな認証環境を提供することが可能となります。
 ブログ運営サービスとECサイト構築サービスを提供する事業者の場合、1つのIDで両方のサービスにログインできる機能に加え、URL形式の共通IDであるOpenIDや、各種SNSのアカウントで自社サービスにログインできる機能を既存システムに搭載できます。
 また、代理店・パートナー向けに受発注システムやカスタマーサポートサイトを運営しているメーカーにおいては、ユーザー管理権限の一部を代理店・パートナーに委譲することもできるので、ログイン可能なユーザーの追加・削除やパスワード再設定を、メーカーの担当者を経由することなくパートナー企業内で完結でき、スピーディーな対応が可能となります。

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▲「GMOグローバルサイン シングルサインオン」のイメージ

 

サービス概要

サービス名 GMOグローバルサイン シングルサインオン
ご利用料金 1年目:96万円~(参考価格)
2年目以降(サービス保守費):初年度利用料の20%
販売開始日 2015年3月4日
備考 ※ご利用料金は、連携システムの数、ユーザー数、オプションの有無など、導入する環境によって異なるため、お見積りください。
※その他、大規模なサービス向けにユーザー数無制限のプランもご用意しておりますので、詳細は以下のURLよりお問い合わせください。
URL https://jp.globalsign.com/iam/biz/

 

【「GlobalSign」とは】

 世に電子認証サービスが登場し始めた初期段階の1996年にベルギーでサービスの提供を開始し、ヨーロッパで初めてWebTrustを取得した認証局です。ベルギー政府関連機関への数多くの実績を持ち、eID(*3)(BELPIC)をはじめとするベルギー電子政府プロジェクトの最上位認証局である、ベルギー政府認証局への認証を行っています。2006年にGMOインターネットグループにジョインし、政府レベルのセキュリティを、日本をはじめワールドワイドに販売展開しております。現在では、50万枚以上のSSLサーバ証明書発行実績をはじめ、政府関連機関や大手企業へ多数の納入実績があります。また、『CABF(CA/Browser Forum)』、『Anti-Phishing Working Group』に参加し、電子証明書市場のリーディングカンパニーとして積極的な活動を行っています。
(*3)eID:ベルギーの電子政府プロジェクトの一環として始まった国民IDカードプロジェクト。12歳以上のベルギー全国民に対して電子証明書入りのIDカードが配布される。

以上

【サービスに関するお問い合わせ先】

●GMOグローバルサイン株式会社 マーケティング部 大澤
TEL:03-6809-0196  FAX:03-5728-1552 E-mail:info@globalsign.co.jp

 

【報道関係お問い合わせ先】

●GMOクラウド株式会社 社長室 広報担当 遠藤・松下
TEL:03-6415-6100  FAX:03-6415-6101  E-mail:pr@gmocloud.com

 

●GMOインターネット株式会社 グループ広報・IR部 石井・島田
TEL:03-5456-2695  FAX:03-3780-2611  E-mail:pr@gmo.jp

 

【GMOグローバルサイン株式会社】 (URL:http://jp.globalsign.com/

会社名 GMOグローバルサイン株式会社
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役社長 中條 一郎
事業内容 ■情報セキュリティ及び電子認証業務事業

【GMOクラウド株式会社】 (URL:http://www.gmocloud.com/

会社名 GMOクラウド株式会社 (東証第一部 証券コード:3788)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役社長 青山 満
事業内容 ■クラウド・ホスティング事業 ■セキュリティ事業
■ソリューション事業 ■IAM事業

【GMOインターネット株式会社】 (URL:http://www.gmo.jp/

会社名 GMOインターネット株式会社 (東証第一部 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表者 代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷 正寿
事業内容 ■インターネットインフラ事業
■インターネット公告・メディア事業
■インターネット証券事業
■モバイルエンターテイメント事業

 

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