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2012/3/8

1枚のSSLサーバ証明書で複数ドメインのSSL通信を可能にする 「マルチドメインオプション」の事前申込を開始

1枚のSSLサーバ証明書で複数ドメインのSSL通信を可能にする
「マルチドメインオプション」の事前申込を開始

  GMOインターネットグループのGMOクラウド株式会社の連結会社で、電子認証サービスを展開するGMOグローバルサイン株式会社(代表取締役社長:中條 一郎 以下、GMOグローバルサイン社)は、「企業認証SSL」のオプションサービスとして1枚のSSLサーバ証明書で複数ドメインのSSL通信が可能になる「マルチドメインオプション」の事前申込を本日2012年3月8日(木)より開始いたしました。実際の提供開始は2012年4月2日(予定)となります。

「マルチドメインオプション」について

  通常、1つのIPアドレスに対して設定可能なSSLサーバ証明書は1枚のみとなるため、1つのグローバルIPアドレスで異なるドメインのサイトを複数運営している場合、運営サイトのどれか一つにしかSSLサーバ証明書を設定することができませんでした。
 GMOグローバルサイン社が提供開始する「マルチドメインオプション」は、グローバルIPアドレスが1つしか利用できない場合でも、1枚のSSLサーバ証明書で複数の独自ドメインでのSSL通信が可能になります。「マルチドメインオプション」は、「企業認証SSL」のオプションサービスとしてご提供いたします。

ssl20120308.jpg

 

「マルチドメインオプション」利用のメリット

  IPアドレスの枯渇問題が取り沙汰される中、レンタルサーバーを提供するホスティング事業者においては、「マルチドメインオプション」を利用することにより、SSLサーバ証明書の発行目的でIPアドレスを顧客に追加で割り当てる必要なく、IPアドレスの節約にお役立ていただけます。
  上記に加えGMOグローバルサイン社のライセンス体系では、1枚のSSLサーバ証明書を複数のサーバにインストールして利用した場合でも、追加料金の請求は一切ありません。サーバ台数にかかわらず、1枚のSSLサーバ証明書で「複数ドメイン」、「複数サーバ」のSSL暗号化通信に対応することができるため、大幅なコスト削減と管理負担の軽減が実現可能となります。

 「マルチドメインオプション」の仕組み

  SSLサーバ証明書を発行するには、申請時に作成するCSR(*1)の電子証明書内のフィールドに、FQDN(URL)(*2)をコモンネーム(*3)として指定しますが、通常コモンネームにはFQDN(URL)を1つしか設定できません。コモンネームとは別に、SAN(Subject Alternative Name/サブジェクトの別名)と呼ばれるSSLサーバ証明書の拡張領域があり、「マルチドメインオプション」は、このSANにコモンネームと異なるFQDN(URL)の追加設定を可能にすることにより、1枚のSSLサーバ証明書で複数のウェブサイトの暗号化通信を実現しました。

(*1) CSRとは、サーバ証明書を発行するための署名要求(Certificate Signing Request)です。
(*2)FQDN とは、ドメイン名・サブドメイン名・ホスト名を省略せずにすべて指定した記述形式です。
(*3) コモンネームとはSSL暗号化通信を行うサイトのFQDN(URL)です。

 

 「マルチドメインオプション」利用料金

 マルチドメインオプションは、「企業認証SSL(URL:http://jp.globalsign.com/service/ssl/bizssl.html)」 に随時追加していただくことができます。料金は、オプション追加時点の「企業認証SSL」の残りの有効期間に準じます。

マルチドメインオプション
(FQDN1つ追加毎)
有効期間 オプション価格
1〜184日 25,620円
185〜366日 36,540円
185〜366日 69,300円
185〜366日 101,220円
185〜366日 131,250円
185〜366日 161,700円
備考 ※現在ご利用中の「企業認証SSL」にSANを追加で登録可能です。
※最大40個のFQDNをSANに登録可能です。
※SANに登録するFQDNは使用権の確認が必要になります。
※SANに登録したFQDNにフィーチャーフォンでアクセスした場合はSSL通信が正常にできないことがあります。

「企業認証SSL」利用料金

企業認証SSL 有効期間 参考価格
半年 44,100円
1年 62,790円
2年 119,700円
3年 175,350円
4年 225,750円
5年 276,150円

    GMOグローバルサイン社は、インターネットの安全性の向上に貢献するべく、お客様のニーズに応じて利便性の高い商品を提供してまいります。   

■事前お申込み受け付け
 事前申し込みをご希望のお客様は、下記へお問い合わせください。
 GMOグローバルサイン株式会社 法人営業部
 TEL:03-6809-0178
 E-mail:sales@globalsign.co.jp

GlobalSignとは
  世に電子認証サービスが登場し始めた初期の段階より、ベルギーで10年にわたって電子認証サービスの提供を行ってきた認証局です。ベルギー政府関連機関への数多くの実績を持ち、eID※(BELPIC)をはじめとするベルギー電子政府プロジェクトの最上位認証局である、ベルギー政府認証局への認証を行っております。2006年にGMOインターネットグループ傘下となり、政府レベルのセキュリティを、日本をはじめワールドワイドに販売展開しております。
※eID:ベルギーの電子政府プロジェクトの一環として始まった国民ID カードプロジェクト。12歳以上のベルギー全国民に対して電子証明書入りのIDカードが配布される。

主な実績:(数値は累積発行数)
  • 10万枚以上のSSLサーバ証明書発行実績
  • 140万枚を超える電子証明書発行実績(個人向けデジタルID・ウェブサイト・ICカード向けなどを全て含む)
  • 合計2,000万枚以上の証明書発行実績を持つパブリックルート認証局(下位認証局からの発行含む)
  • 政府関連機関をはじめとするベルギー官公庁・大手企業への数多くの納入実績
主なプロフィール:

  • ヨーロッパで初めてWebTrustを取得した認証局
  • CABF(CA/Browser Forum)メンバー
     日本ではGMOグローバルサインがJCAF(日本電子認証協議会)のメンバーとして参加
  • Anti-Phishing Working Groupメンバー

【サービスに関するお問い合わせ先】

◆GMOグローバルサイン株式会社 マーケティング部 是次
TEL:03-5728-1551 FAX:03-5728-1552  E-mail:info@globalsign.co.jp

【報道関係お問い合わせ先】

◆GMOクラウド株式会社 コーポレート部 遠藤・古見
TEL:03-6415-6100 FAX:03-6415-6101  E-mail:pr@gmocloud.com
 
◆GMOインターネット株式会社 グループ広報部 細田・石井
TEL:03-5456-2695 FAX:03-3780-2611  E-mail:pr@gmo.jp

【GMOグローバルサイン株式会社 会社概要】

会社名 GMOグローバルサイン株式会社 <http://jp.globalsign.com/>
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表取締役社長 中條 一郎
事業内容 ■情報セキュリティ及び電子認証業務事業
資本金 3億5,664万円

【GMOクラウド株式会社 会社概要】

会社名 GMOクラウド株式会社 <http://gmocloud.com/>
 (東証マザーズ 証券コード:3788)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表取締役社長 青山 満
事業内容 ■ホスティングサービス事業
■セキュリティサービス事業
資本金 9億1,007万円(2011年9月末現在)

【GMOインターネット株式会社 会社概要】

会社名 GMOインターネット株式会社 <http://www.gmo.jp/>
 (東証第一部 証券コード:9449)
所在地 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
代表取締役会長兼社長 熊谷 正寿
事業内容
■WEBインフラ・EC事業
■インターネットメディア事業
■インターネット証券事業
■ソーシャル・スマートフォン関連事業
資本金 20億円
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